CL2021愛知のデータ取り終わった後に記事にまとめたいなぁって思ってたけど気がついたらJCSまで終わってしまっていたので4連休を使って書きました。
チャンピオンズリーグ2021愛知
対戦結果の入力ミス
オープンリーグの1回戦の2試合とシニアリーグ5回戦の1試合で結果入力ミスが発生していた模様。ミス内容は勝敗を逆に入力していたのが2回と本来は両者負けであったが誤って勝ちで登録していたのが1回です。
順位決定方法の変更
CL2021愛知以前(CL2021横浜まで)の順位決定方法は以下の以下のようになっていました。
- 勝ち点(勝ち3点、負け0点)
- オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ(OMW%)
- 勝利相手の勝ち点合計(勝手累点)
- オポネント・オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ(平均OMW%)
しかし、CL2021愛知では以下の方法へ変更されていました。
- 勝ち点(勝ち3点、負け0点)
- オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ(OMW%)
- 対戦相手の勝ち点合計(対手累点)
- オポネント・オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ(平均OMW%)
順位決定の3番目の方法が勝手累点から対手累点に変更されていました。変更理由は不明です。
これは僕の考えになるのですが、OMW%と対手累点はAverage(平均)で表すのかSum(合計)で表すかの違いであるため、以前の勝手累点のほうが適していると考えています。
ゆづき式スイスドロー運営ツールの順位決定方法との比較
ゆづき式スイスドロー運営ツールはCL2020愛知での順位決定方法と同等なものを使用して計算しています。CL2021愛知で公開された順位表とゆづき式スイスドロー運営ツールを使用して再現した順位表を比較しました。
マスターリーグ
OMW%一致率 99.9%(1415/1417)
シニアリーグ
OMW%一致率 99.3%(302/304)
オープンリーグ(エクストラレギュレーション)
OMW%一致率 100%(309/309)
全てのリーグで高い一致率となりました。また、一致しなかったことによる順位の変動もなく、OMW%算出式に誤りがないと考えられます。不一致の原因は浮動小数点の四捨五入による誤差だと考えられます。
ジャパンチャンピオンシップス2021
対戦結果の入力ミス
シニアリーグの2回戦の結果入力でミスが発生していた模様です。本来は両者負けだったはずが誤って勝ちで登録していたようです。
マスターリーグ、ジュニアリーグでの対戦結果の入力ミスは確認されませんでした。
順位決定方法の変更
前回大会のCL2021愛知と同様に順位決定方法の3番目が対手累点となっていました。CL2021愛知に続いてこの対手累点を使用しているので今後も対手累点を使用していくと考えられます。変更理由は不明です。
ゆづき式スイスドロー運営ツールの順位決定方法との比較
ジュニアリーグ
OMW%一致率 99.5%(208/209)
順位一致率 100%(209/209)
シニアリーグ
OMW%一致率 98.3%(421/422)
順位一致率 100%(422/422)
予選65位の人が5回戦で消滅していたのは何故?
マスターリーグ
OMW%一致率 99.5%(1294/1300)
順位一致率 98%(1274/1300)
決勝リーグ進出ライン(Top64)やCSPライン(Top128、256、512)には影響なし
感想
大型大会のデータは分析すると色々なことがわかって面白いので今後も大型大会が開催されたら続けたいと思いました。また、参加者のデッキを特定してデッキごとの勝率等も計算できれば面白そうなので余力があれば挑戦してみたいです。