第1回福島チャンピオンズリーグ'22 レポート

お疲れ様です。 ゆづきです。 今回は表題の通り、第1回福島チャンピオンズリーグ'22(第1回福ちゃん22)のレポートです。 第1回福ちゃん22はゆづき式スイスドローシステムにオンラインペアリングを導入して以降、初の70人規模大会での使用であったので、気づいた点や改善点などをまとめています。

1. 参加者に影響がある点

1.1. オンラインペアリング

先に述べた通り、参加者70人規模での使用ははじめてでした。 過去の使用実績では福ちゃん22テスト大会の36人が最大でした。 (本来なら第5回岩手ケルディオ杯(定員:90人)で使用する予定がありました) 一番懸念していたリクエスト上限に引っかかって閲覧不可になるという点は発生しなかったため、予選が無事終了してほっとしました。 しかし、約70人でのアクセスの影響により、ただでさえオンラインペアリングの表示に時間がかかるのに、より時間がかかってしまっていたように感じました。 これに関しては、Google Apps Scriptを使用して無料で運用している以上、根本的な解決というのは困難だと思いますが、不要コードの削除等レンダリング速度向上のため、やれることはやろうと思います。

1.2. オンラインでの勝利報告

今回の大会でもっともどのような影響があるか気になっていたポイントでした。 結果としては概ね問題なく動作することができ、H2さんが試合中暇になったことはとてもよかっと思います。 しかし、確認できた問題点としてが2つありました。

  • 表示が崩れて勝利報告の確認ダイアログが表示されない。
  • 勝利報告を実行したが正常に送信されず、ボタンが永遠にくるくるしていた

以上2点です。 1つめに関しては、テスト時にChromeandroidiOS)、SafariiOS)で問題なく動作することを確認済みですので、これら以外のブラウザを使用していた可能性が高いと思われます。 2つめに関しては、多数のアクセスにより勝利報告が正常に実行されなかったと予想されます。 ともに詳細な情報が少なく、現時点では再現不可能なため、次回開催までの根本的な解決は難しいと思われます。 そのため、次回開催時は以下のアナウンスを行うことで一時的に対処しようと思います。

  • androidではChromeiOSではSafariまたはChromeの使用を推奨
  • 勝利報告を実行後60秒超えてもボタンがくるくる状態である場合は、ページを再読み込みして再度、勝利報告を行う

2. 運営側に影響がある点

2.1. 結果未入力のテーブルがわかりづらい

従来のゆづき式スイスドロー運営ルール側に直接試合結果を入力していたときは、結果未入力のテーブルを探すのは比較的容易でしたが、ゆづき式スイスドロー補助ツールのUIの特性上、ぱっと見で結果未入力の箇所を発見するのが困難になりました。 (このUIになっている理由は、試合結果の誤入力を防ぐためです。) 試合結果の入力済みの数は表示されているので、そこまでストレスにはなりませんでしたが、ぱっと見で試合結果が入力されているか否か、有効な入力がされているか否かがわかるような工夫が必要に思えました。 これに関しては優先度高で対応しようと思います。

2.2. 試合結果運営側入力のUXが不満

作った本人が一番不満に思っています。 キーボードのみで操作が完結するように改善しようと思います。 参加者側によるオンラインでの勝利報告機能があるので優先度低です。

2.3. 試合結果送信の無限くるくる問題

ゆづき式スイスドロー補助ツール側に入力された試合結果をゆづき式スイスドロー運営ツールへ送信を実行後、試合結果の送信が完了したのにもかかわらず、完了表示になりませんでした。 テスト時は正常に動いていたので、今回このような状況になった原因は不明ですが、試合結果の送信自体は正常に完了しているため、優先度低です。

3. 総評

オンラインペアリングとオンラインでの勝利報告は大会運営の円滑化に大きく寄与することを確認しました。 また、大会データの分析ではテスト大会でも行った対戦デッキ別勝率に加えて、デッキリストの採用カードの一覧化を行うことで、採用カードの有無と採用時の枚数の比較が容易に行えるようになりました。 これらのデータをどのように分析し、公開していくかが今後の課題だと思います。

4. 雑記

今回は前回のやらかしは発生せず、無事に帰ることができました。 ただ、帰宅時間が23時40分頃だったため、もう少し早い時間に帰るか、次の日有給取るとかをすべきだとは思いました。